ヨハネスブルグ再生可能エネルギー連盟　ブリュッセルで初の閣僚級会合

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2003.06.19 【情報源】EU／2003.06.04 発表

　ヨハネスブルグ再生可能エネルギー連盟（The Johannesburg Renewable Energy Coalition：JREC）の初の閣僚級会合が、6月4日、ブリュッセルで開かれた。JRECは、ヨハネスブルグ世界サミットの際、具体的な目標と達成期限を設定して、再生可能エネルギーを増大させることを望む80カ国以上が参加して結成された。今回の会議には、欧州、アフリカ、南米、ニュージーランド等から、政府や民間団体の150以上の代表が出席した。
　会議の結果、2004年にボンで開催される再生可能エネルギー世界会議において、再生可能エネルギーに関する具体的な目標を設定することを目指し、それまでに、少なくとも4件の地域別会合（南米・カリブ、アフリカ、欧州、アジア）及び地域ワークショップ（アジア、アフリカ、南米）、2件の国際会議（9月17〜19日デンマーク、2004年1・2月オーストラリア）を開催することが決まった。また、再生可能エネルギーを促進するための財政的手段の強化も議題に上った。【欧州委員会環境総局】