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環境ニュース[海外]

EPA 高性能・費用効果性の高い有害廃棄物処理技術に関する報告書を公表

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2003.05.21 【情報源】アメリカ/2003.05.09 発表

 EPAの研究開発局内にある「国立リスク管理研究所(National Risk Management Research Laboratory)」は、「2001年度 スーパーファンド革新技術評価プログラムに関する議会への報告書(Superfund Innovative Technology Evaluation (SITE) Program Annual Report to Congress Fiscal Year 2001)」を公表した。
 SITEプログラムは、新たな処理技術の研究の必要性を認めた1986年の「スーパーファンド改正及び再授権法」に対応するために設けられた。意思決定者に対して、既存の技術よりも高性能かつ低費用となる新たな処理技術に関するデータを提供するものである。新技術については、有害廃棄物に関するフィールド・テストが実施され、工学的データ、費用に関するデータなどが集められている。1986年のプログラム開始以来、SITE技術を用いた汚染サイトの浄化により、26億ドル(3120億円)を超える費用が節約されたと推計されている。
 今回の報告書では、SITEプログラムの費用効果性、および革新的・費用効果的な技術の促進による販売者側の利益について検討されている。【EPA】

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