一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、資源およびエネルギー効率に優れたソフトウェアに「ブルーエンジェル」を授与
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2025.06.27 【情報源】ドイツ/2025.06.11 発表
ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省(BMUKN)は、資源およびエネルギー効率に優れたソフトウェアに対し、初めて、エコラベル「ブルーエンジェル」の認証を授与したことを公表した。授与したのは、「Nextcloud Server」と「Green Metrics Tool」の2製品であり、いずれも環境に配慮し、さらにオープンソースであることからその透明性も評価された。
IT部門のエネルギーおよび資源消費の増加は、使用されるソフトウェアに影響を受けており、特に人工知能分野で大量のエネルギーが消費されている。
特定のメーカーに依存への依存が高まることで、企業や官公庁のIT部門におけるデジタル主権および持続可能性に対するリスクも生じている。
シュナイダー大臣は、「IT部門における資源消費を意識し、特定メーカーへの依存を回避し、デジタル化を持続可能なものにすることがますます重要になっている。
ブルーエンジェルは、オープンソースソフトウェアが持つ、独立性、透明性、そして環境責任における重要な役割を称える。」と述べた。
【ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省】