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環境ニュース[海外]

ドイツ、子供や若者におけるペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)曝露調査を開始

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2025.05.16 【情報源】ドイツ/2025.04.11 発表

ドイツ連邦環境庁(UBA)は、子供や若者におけるペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の曝露状況を調査するプロジェクトの開始を公表した。

この調査はヨーロッパ24カ国が参加する研究プロジェクト「PARC(化学物質によるリスク評価のためのパートナーシップ)」の枠組みで実施されるもので、2025年4月から2026年3月までの間に国内15か所で、住民登録情報をもとに無作為に選ばれた6〜17歳の子どもと若者約600人からデータを収集する。
PARC全体では1万人以上のデータが集められる。
尿、血液、毛髪、飲料水がサンプルとして採取され、約100種類の環境汚染物質(例:重金属可塑剤、農薬など)に関して分析される。
さらに、住環境や行動、健康状態などの情報も収集され、汚染物質の潜在的な発生源や取り込み経路を特定する。

参加者は、自身の結果と環境医学的な評価、そして高い曝露が見られた場合の軽減策に関する助言を受け取ることができる。

【ドイツ連邦環境庁】

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