一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、サステナビリティ報告書の作成を支援する無料プラットフォームを構築
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2025.03.28 【情報源】ドイツ/2025.03.11 発表
ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)とドイツサステナビリティコード(DNK)は、EUの企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に基づき、特定の企業に作成が課せられているサステナビリティ報告書を容易に作成することを可能とするオンラインプラットフォームの最初のユニットの構築を公表した。プラットフォームにはヘルプ機能、用語集、コメント機能などのサポートツールが用意されており、企業は完成した報告書を直接、監査法人に送信できる。
また、企業のニーズに合わせた実践的なウェビナー、説明動画、ガイドラインが提供されている。
ケルナー政務次官は、「サステナビリティ報告書は、企業が顧客、銀行、潜在的な投資家に対して有利な位置を築くために役立ち、市場における透明性の確保、高い品質基準が強化される。
これまで、そのための法的要件は複雑で、手続きが煩雑であった。
ドイツサステナビリティコード(DNK)は時間とコストを節約し、ドイツ企業の報告書作成の簡素化を導く。特にリソースが限られている中小企業にとっては大きな利益となる。」と述べた。
【ドイツ連邦経済・気候保護省】