一般財団法人環境イノベーション情報機構
デンマーク、10億DKK規模の水素輸送インフラを2030年まで整備へ
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2025.02.19 【情報源】デンマーク/2025.01.31 発表
デンマーク気候・エネルギー・ユーティリティ省は、洋上風力発電の開発と、生産過程でCO2を排出しないグリーン水素の促進のための取組を発表した。・洋上風力発電については、2025年中に、補助金やそのほか柔軟な条件を付し 2〜3GW 規模の入札を発表する。
バルト海の Bornholm島 に再生可能エネルギーの生産・貯蔵施設「エネルギー島」を建設するドイツとの提携事業は、ドイツ新政権の発足後に協議を再開する。
デンマーク海峡の 3GW 規模の入札は中止する。
・グリーン水素については、10億デンマーククローネ(約210億円)を投じて、2030年までにデンマーク南西部北海沿岸の Esbjerg からドイツ国境まで水素輸送インフラを整備し、ドイツへ輸出する。
欧州の水素市場の創設に参加することで、デンマークにグリーンビジネスのチャンスがもたらされ、ドイツのエネルギー移行に寄与できる。
水素輸送インフラは、今後ユトランド半島北方と東方へ拡張し、半島先端に近いFredericiaに達する。
【デンマーク気候・エネルギー・ユーティリティ省】