一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、先端バイオ燃料の技術開発に助成
【エネルギー バイオマス】 【掲載日】2025.01.27 【情報源】アメリカ/2025.01.08 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)とエネルギー省(DOE)は、インフレ抑制法に基づき先端バイオ燃料の開発を支援するため、次のプレパイロットプロジェクト 3件 に総額 600万ドル を助成すると発表した。・Air Company Holdings:
生物資源に貯蔵されている炭素から既存の航空機やインフラが利用できるドロップイン型の持続可能な航空燃料を生産
・Erg Bio Inc.:
独自のバイオマス分解・変換技術の実証
・Terragia Biofuels:
遺伝子組換え高温性細菌を利用しトウモロコシ茎葉をエタノールへ連続変換
DOEが 2021年 に立ち上げた「持続可能な航空燃料グランドチャレンジ」は、2050年 までに持続可能な航空燃料 100% を掲げる。
これらプロジェクトは、この目標に貢献する。
また、2024年3月にDOEが発表した「2023ビリオントンレポート」によると、国内の再生可能炭素資源として農業残渣 1億3,400万トン と含水廃棄物(家畜糞尿、汚泥、食品廃棄物、非食用油脂類)3,200万トン が利用可能という。
【アメリカ環境保護庁】