欧州委員会、エネルギー効率改善のための資金提供枠組に49の金融機関が参加と報告

【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.11.18 【情報源】EU／2024.10.30 発表

欧州委員会は、エネルギー効率化に民間資金を呼び込むことを主な目的とする「欧州エネルギー効率融資連合」に49の金融機関などが新たに加盟したと報告した。
73の応募者から選出された。
2023年末に加盟したEU27ヶ国に続くものであり、銀行、その業界団体、投資会社、開発銀行など官民双方の金融機関が含まれる。趣意書への署名後、同連合の3つの協力レベルである総会、専門家プラットフォーム、国内ハブのすべてにかかわっていく。

同連合は、エネルギー効率化への投資拡大を求める欧州理事会の呼びかけに応え、改正されたエネルギー効率化指令（EU/2023/1791）の第30条（7）を法的根拠に「リパワーEU」計画の一環として発足した。
EU加盟国、金融機関、欧州委員会の三者による協力を加速し、この分野への民間投資の動員と長期的に存続可能な資金提供の枠組の策定を目指す。

今後、金融機関を対象とした第2回の加盟の募集と、その他の関連する組織や団体によるこの分野への関心の表明の募集が、2025年初めに行われる予定である。

【欧州委員会】