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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、イギリスのエネルギー政策をレビュー

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.09.12 【情報源】国際機関/2024.08.28 発表

国際エネルギー機関(IEA)は、「イギリス2024:エネルギー政策レビュー」を発表した。
これはIEA加盟国のエネルギー及び関連する気候政策を定期的に見直し、提言を行うものである。

報告書によれば、イギリスは気候政策である「カーボンプライシング」や独立機関「気候変動委員会」設立などにより、クリーンエネルギー普及で先行している。
また風力、太陽光・原子力など再生可能エネルギーは、同国の発電の 5分の1 以上を占め、2012年 以来 3 倍に増加。
電力システムからの排出削減は大きく進展した。

しかし、化石燃料への依存は発電、建築・輸送・産業部門でも依然として大きい。
気候目標を達成し、カーボンバジェット炭素予算)を順調に進めるには、これらの最終消費部門での排出量削減が必要となる。

報告書では、建築部門におけるエネルギー効率の向上、輸送部門でのゼロエミッション車の普及、産業界の電化支援を奨励。
また二酸化炭素の回収・利用・貯留や水素燃料など、新たな技術の商品化や採用も、産業界の脱炭素化で重要な役割を果たすとしている。

国際エネルギー機関

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