アメリカ環境保護庁、セイファーチョイス及び環境配慮設計基準を強化へ

【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2024.08.26 【情報源】アメリカ／2024.08.08 発表

アメリカ環境保護庁（EPA）は、セイファーチョイス（より安全な選択）ラベルまたは環境配慮設計（DfE）ロゴを取得するために製品とその成分が満たすべき要件を定める基準強化に向け、改訂を最終決定した。これにより市場でのより安全な化学物質の使用を支援する。

セイファーチョイスプログラムは、消費者や学校・オフィスビル等の施設購入者がより安全な化学成分で作られたクリーナーや洗剤等の製品を見つけること、DfEプログラムは公衆衛生や環境の高い基準を満たす消毒剤を見つけることに役立つ。

同基準の改訂は 2009年 の創設以来 4度目、約10年 ぶりとなる。今回の改訂では、
・セイファーチョイス及びDfEの認証製品を使用する清掃業者向けの新たな認証プログラム
・より安全な包装基準に改定し、意図的に添加されたPFAS等の懸念物質が一次包装に含まれないようにする
・企業に水使用量削減や再生可能エネルギー利用、エネルギー効率改善を促すための、エネルギー効率・使用量削減の新たな任意基準
等が盛り込まれている。

【アメリカ環境保護庁】