一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、エネルギーコンサルティング事業拡大に向け助成率の調整を実施
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.08.16 【情報源】ドイツ/2024.08.05 発表
ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、エネルギーコンサルティングへの助成事業をより推進することをことを目的に助成率の引き下げ( 80% から 50% へ)と助成対象のコンサルティング1件あたりの助成上限額を従来の上限額から 50% 引き下げることを公表した。エネルギーコンサルティングプログラムの需要は高まっており、住宅用建築物に対してはの申請数は 2024年7月 までに 8万件 に達したことから、全体的な予算に対する高い需要を考慮した助成率の調整が必要となっていた。
この調整により、出来るだけ多くの人々がエネルギーコンサルティングを受けることになり、プログラムの良好な継続を目指すとしている。
一方で個別改修ロードマップ(iSFP)のためのボーナスや建築物の効率化を進める個々の対策に対する助成は維持され、エネルギーコンサルティングを受けて作成された個別改修ロードマップ(iSFP)による窓の交換や断熱の改修といったプロジェクトには助成額の増額も予定されている。
【ドイツ連邦経済気候保護省】