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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、2024-2025年の電力需要増は過去20年間で最高レベルと予測

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.08.06 【情報源】国際機関/2024.08.02 発表

国際エネルギー機関(IEA)は、世界の電力需要は力強い経済成長、猛暑、電動化技術の導入拡大により近年で最速のペースで増加しているとする年次中間報告を発表した。
2023年 の 2.5% 増から 2024年 には約 4% 増となる見通しで、世界金融危機やコロナ禍後の回復を除き 2007年 以降で最大の増加幅となる。
2025年 も力強い増加は続き再び約 4% 増になるとみられる。

再生可能エネルギー電源も急増し、世界の電力供給に占める割合は 2023年 の 30% から 2025年 には 35% へ上昇、再エネによる発電量は 2025年 に初めて石炭による発電量を上回る見込み。
しかし、石炭による発電量は特に中国とインドでの強い需要増により減少する可能性は低い。
需要の伸びは特にインドで著しく 2024年 は 8% 増、中国で 6% 超の増加の見込み。
世界の多くの地域でエアコンの使用が増え電力需要増の要因になる。
また、人工知能(AI)の普及で注目が集まっているデータセンターの電力需要に関し、AIの導入速度や用途拡大等など様々な不確定要素があるとしている。

国際エネルギー機関

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