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環境ニュース[海外]

ドイツ、グリーン水素製品の大規模な輸入が決定

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2024.07.26 【情報源】ドイツ/2024.07.11 発表

ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)はH2Globalプログラムにおけるグリーン水素製品の輸入に関する第1回入札結果を発表し、2027年から2033年の間に少なくとも25万9000トンのグリーンアンモニアの輸入が決定したことを公表した。これは、ドイツの年間アンモニア生産量の10%以上に相当する。
生産価格はアンモニア 1トン あたり 811トン であり、ここから得られるグリーン水素の価格は 1kg あたり 4.50ユーロ 以下となる。

ハーベック大臣は、「初めてのグリーン水素製品の購入契約は、産業立地としてのドイツの変革、気候保護、そして持続可能な雇用のための重要な一歩であり、グリーン水素製品の輸入によりドイツにおける水素市場の立ち上げを前進させるであろう。」と述べた。
今回落札したのは、在アラブ首長国連邦の Fertiglobe 社であり、H2Globalの枠組みでドイツに輸入されるグリーンアンモニアはエジプトで生産される。
エジプトでは、このために273メガワット分の再生可能エネルギー発電所が建設されており、年間9万3000トンのCO2排出量が削減される。

【ドイツ連邦経済気候保護省】

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