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環境ニュース[海外]

世界経済フォーラム、建物部門の脱炭素化により2030年までに1兆8,000億ドルの市場機会が生まれると報告

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2024.07.16 【情報源】国際機関/2024.06.26 発表

世界経済フォーラム(WEF)は、報告書「グリーンな建物バリューチェーンへ向けて」を発表した。
建物部門は世界のCO2排出の37%を占め、都市化により地球上の生物種34%の生息地が危機にある。
報告書は、グリーンな建物を定義し、バリューチェーン脱炭素化のための11の手段を示す。
取組により、建物部門からの排出は80%減少、2030年までに1兆8,000億ドルの市場機会が生まれるという。また、世界最大の建築市場である中国の役割を強調している。

・グリーンな建物とは:
 建物のライフサイクル全体の排出を最少化(排出実質ゼロ)、建物の環境保全上の性能を向上(ネイチャーポジティブ)、極端気象と気候変動に対する耐久力を最大化(レジリエント)、使用者・居住者の福利向上

・11の手段とは:
 グリーンエネルギーの供給、資材・鉱物資源の再循環、従来資材の脱炭素化、冷暖房システムの向上、総合的エネルギー管理、断熱の改修・改善、持続可能な資材の採用、設備・サービスの共用、エネルギー・食料などの自給施設の創造、水のリサイクル、グリーンな設計

【世界経済フォーラム】

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