一般財団法人環境イノベーション情報機構
小型エンジンに対する規制案を発表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2003.04.10 【情報源】カナダ/2003.03.31 発表
カナダ連邦環境省は3月31日、芝刈り機やチューンソーなどに利用される小型エンジンに対する規制案を発表した。これは、カナダ政府が進める「クリーン自動車・エンジン・燃料に関する10ヵ年連邦アジェンダ」の一環となるものである。アンダーソン環境大臣は、今回の規制により、小型スパーク発火式エンジンから排出される、スモッグの原因となるガスは44%削減されるだろうと語り、意義を強調した。
さらに、新たな規制の下、小型スパーク発火式エンジンには一層の燃料効率性が求められることになり、この結果、CO2の排出量は約9%減少する見とおしである。今回の規制は2005年以降のエンジンに採用されることになっている。【カナダ連邦環境省】