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環境ニュース[海外]

ドイツ 連邦議会が熱計画法案を承認

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2023.12.01 【情報源】ドイツ/2023.11.17 発表

ドイツ連邦議会は、熱計画と熱供給網の脱炭素化に関する法律案(熱計画法)を可決した。同法の目的は地域が主体となる計画と投資の安全性を向上させ、熱供給とエネルギーインフラの開発を管理することである。州政府に対し熱計画を実施する義務を規定しており、州政府はこの役目を地方自治体に移管することが可能となる。熱計画の重点は熱供給エリアの指定であり、どのタイプの熱供給が対象地域に特に適しているかを示すものである。
熱計画に加えて、暖房供給網における再生可能エネルギーと回避不可能な廃熱の使用に関する要件も規定しており、2030年までに暖房供給の30パーセントを、2040年までに 80%を再生可能エネルギーまたは回避不可能な廃熱で供給することを定めている。さらに新設の暖房供給網では2025年3月までにそのシェアを65パーセントにすることが定められている。熱計画法は、建築エネルギー法改正法とともに2024年1月1日に施行される予定である。
【ドイツ連邦環境省】

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