一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 炭素差額契約を用いた新たな助成プログラム「気候保護契約」を開始
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2023.06.23 【情報源】ドイツ/2023.06.05 発表
連邦経済・気候保護省(BMWK)は、炭素差額契約助成プログラム「気候保護契約」の開始を公表した。このプログラムは、炭素差額契約(Carbon Contracts for Difference)を用いたもので、鉄鋼、セメント、製紙、ガラスなどエネルギー集約型産業において気候変動に配慮した生産工程の導入を進めることを目的としている。
競争力が確立されていない技術に対し、従来と比較して追加で必要となる費用を補償し、これらの技術の市場での普及、ノウハウの創出、ビジネス拠点の確立など期待される。
資金提供を希望する企業は入札に参加し、最も優れた、特に費用の低いプロジェクトが落札される。
今年中に最初の入札手続きが実施される。
【ドイツ連邦経済気候保護省】