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環境ニュース[海外]

EPA 過塩素酸塩のリスク評価に取り組む

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.03.28 【情報源】アメリカ/2003.03.20 発表

 EPAは、他の連邦機関、州、水供給公社等と、環境汚染物質である過塩素酸塩(perchlorate)の評価に取り組んでいる。過塩素酸塩は、ロケット燃料などに含まれている。
 EPAは、過塩素酸塩に関する公式の一日摂取許容量(Reference Dose)を設定する際に用いられる予備的リスク推定値を含め、2002年の健康リスク評価案を改正している。しかし、2002年の健康リスク評価は最終的なものではなく、また相当程度の不確実性が残されている。このため、EPAは、全米科学アカデミー(National Academy of Science:NAS)に対し、過塩素酸塩の健康影響に関する疑問点を提示し、NASによる科学的な審査が終了し、そのコメントが得られるまで、最終的なリスク評価を完了・公表しないこととした。EPAは、NASによる調査結果が出されるまで、過酸化酸塩に関するEPAの1999年のガイダンスが有効であることを再確認した。
 このほか、EPAは、飲用水中の過塩素酸塩に関する基準を決定するに当たって、データの収集を行っている。【EPA】

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