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環境ニュース[海外]

国際再生可能エネルギー機関、インドネシアのエネルギー移行に関する展望について報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.11.08 【情報源】国際機関/2022.10.21 発表

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、インドネシアのエネルギー移行に関する展望についての報告書を公表した。これによると、同国は、再生可能エネルギー(再エネ)の普及を加速することで、エネルギー需要を満たしつつ、化石燃料依存からの脱却を図りながら、よりクリーンで持続可能なエネルギーシステムに移行できる。同国は、2050年には人口が3億3500万人に達し、電力需要は現在の5倍以上に増える見通しである。報告書は、増大するエネルギー需要に対応すべく、太陽光やバイオエネルギー、地熱、グリーン水素などの再エネ資源の利用拡大を提言している。同国のエネルギーミックス中の再エネの割合は、現在は14%ながら、2050年までに3分の2に引き上げることが可能だという。同年までにエネルギーシステム全体で総額2兆4200億ドル規模の投資が必要になるが、エネルギーコストや外部費用は抑えられる。化石燃料への高依存を継続するよりも、豊富な再エネ資源の潜在力を引き出すことのほうが費用対効果は高いという。
国際再生可能エネルギー機関

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