ドイツ　システム開発戦略（SES）策定に向けプレナリー会議を開催

　ドイツ連邦経済気候保護省（BMWK）は、システム開発戦略（SES）の策定を進めるためにプレナリー会議を開催した。ドイツ政府は気候変動に左右されないエネルギーシステムを2045年までに確立するための道筋を全部門で検討する必要があるとしており、実現するための技術並びにシステムに必要なインフラがシステム開発戦略（SES）で示される。2023年末に戦略の完成を目指しており、エネルギー部門、産業界、市民社会、その他の関連部門の代表者とともに透明性のあるプロセスを経て策定される。システム開発戦略は、グリッド開発計画や自治体の熱計画、ドイツ水素戦略、ドイツバイオマス戦略、気候ニュートラル電力システムプラットフォームといった様々な後続プロセスを導くことが期待されている。
【ドイツ経済気候保護省】