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環境ニュース[海外]

EPA 発がん性物質のリスク・アセスメントに関するガイドライン改正案を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.03.12 【情報源】アメリカ/2003.03.03 発表

 EPAは、発がんリスクのアセスメントに関するガイドラインの最終案と、幼児・児童期における発がん性物質への曝露の評価に関する補足ガイダンス案を公表し、パブリック・コメントの募集をスタートした。
 EPAは、1986年に初めて、発がんリスク・アセスメントに関するガイドラインを公表しているが、今回公表された文書はこれらの改正に向けた重要なステップとなる。EPAは、がんの発生に関する科学的知見に大幅な進展が見られたことから、1986年版ガイドラインの改正に着手してきた。改正にあたっては、発がんリスク・アセスメントを、公衆の健康を保護し、かつ科学的に適切なものとすることが原則とされた。
 今回公表された「発がん性物質のリスク・アセスメントに係るガイドライン(Guidelines for Carcinogen Risk Assessment)」の最終案では、(発がん性物質に)潜在的に敏感なグループや年代について考慮するよう勧告されている。このため、EPAは「幼児・児童期における発がん性物質への曝露によるがんの発生の評価に関する補足ガイダンス(Supplemental Guidance for Assessing Cancer Susceptibility from Early-Life Exposure to Carcinogens)」案を同じく公表し、パブリック・コメントを募集する。【EPA】

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