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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、クリーン技術の開発・展開に一層の国際協調が必要と報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.10.05 【情報源】国際機関/2022.09.20 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、クリーン技術の進捗状況について年次報告書「ブレークスルーアジェンダレポート」初号を発表した。「アジェンダ」は2021年のCOP26における45ヶ国合意のイニシアティブ。2030年までに、電力・道路輸送・鉄鋼・水素・農業の5分野についてクリーン技術への投資とその開発・展開の促進を約束した。報告書は、2021年の電気自動車(EV)販売の前年比倍増、2022年の世界の再生可能エネルギー容量前年比8%増・発電コスト550億ドル低下と進捗を示しつつ国際協調の一層の強化を要請し、途上国・産炭国・鉄鋼生産国を配慮しつつ行うべき25項目を提言した。提言は、新技術・製品の開発・実用化(低炭素電力システム、越境スーパーグリッド、蓄電池リサイクル性の向上、スーパーチャージ、低排出農業技術、代替タンパク、気候変動耐性作物等)、国際合意(ネットゼロ新車の定義・目標期限、充電インフラの国際規格等)に加え、グリーン水素やニアゼロ排出鉄鋼等の政府・民間による調達約束の実施を主内容とする。
国際エネルギー機関

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