一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁など、田園のコミュニティの野外レクリエーションによる経済振興を支援へ
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2022.09.01 【情報源】アメリカ/2022.08.17 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、農務省(USDA)森林局などと共に、田園のコミュニティに対し、野外レクリエーションによる経済振興を図るための計画策定を支援すると発表した。これは、田園のコミュニティのためのレクリエーション経済プログラム(RERC)を通じて行う、アウトドア活動関連経済の拡大やメインストリートの活性化に向けた戦略づくりを支援する施策であり、2022年は全国の25の小規模なコミュニティや田園のコミュニティが対象に選定されている。各コミュニティは、新たなトレイル(遊歩道)などを整備する、メインストリートへのアクセス等を改善する、全ての住民や訪問客にとってアウトドア活動の機会を持ちやすくする、野外レクリエーション事業を強化する、といったプロジェクトを計画している。アウトドア産業協会(OIA)によると、2020年には1億6000万人以上の国民がアウトドア活動に参加したという。6歳以上の国民の53%が少なくとも一回はアウトドア活動をした計算になり、関連産業の売上高も過去最高を記録した。【アメリカ環境保護庁】