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環境ニュース[海外]

ドイツ 2020年上半期、再生可能エネルギー供給量は大幅に増加

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2020.08.27 【情報源】ドイツ/2020.07.29 発表

 ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2020年上半期の再生可能エネルギーによる電力供給は、前年上半期比較し、大幅に増加したことを公表した。これは、再生可能エネルギー統計作業部会(AGEE-Stat)による分析の結果であり、2020年上半期の再生可能エネルギーによる発電量は、約1380億キロワット時を達成したという(2019年上半期比で8%増加)。新型コロナウィルスの世界的流行により電力消費量が減少する中、総電力消費量における再生可能エネルギーの割合は大幅に増加しており、50%近くとなっている(2019年は44%)。特に風力エネルギーは、ドイツの電力構成において最も重要なエネルギー源の一つとなっており、洋上風力発電施設の新規稼働と強風が多かった2月の気候に影響を受け、前年上半期と比較し約10%増加し、再生可能エネルギーによる発電の約半分を占めている。また、設備の新規稼働と4月、5月の晴天の影響を受けた太陽光による発電量も、前年上半期比で30億キロワット時近く増加した。AGEE-Statは、連邦経済エネルギー省(BMWi)の委託を受け、再生可能エネルギーの使用状況を分析し、最新の状況について継続的に報告書を作成している。BMWiの再生可能エネルギーに関する年次報告書に加え、月次及び四半期ごとの報告で、再生可能エネルギーに関連する最新の数値を公開している。【ドイツ連邦環境庁】

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