一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物行動計画の進捗を報告
【水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2020.03.16 【情報源】アメリカ/2020.02.26 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は「パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)行動計画」の最新の進捗状況を報告した。PFASは消費財や工業プロセスに広く使用される人工化学物質の一群で、環境残留性が高いために公衆衛生上の大きな問題となっている。同行動計画はPFASを規制し、州や地域社会などの取組を支援することを目指して2019年2月に策定された。最近の実績の一部として、以下が報告された。1)飲料水中のパーフルオロオクタン酸(PFOA)及びパーフルオロオクタンスルホン酸塩(PFOS)の規制案(2020年2月)
2)残留性の高い長鎖PFAS塗装剤の無許可での製造・輸入の禁止案(同)
3)飲料水中の11種類のPFASの正確な検出方法(2019年12月)
4)PFOAとPFOSによる地下水汚染への暫定的対応ガイダンス文書(同)
5)農業部門のPFAS管理研究に480万ドル拠出(2019年11月)
6)PFASの有害化学物質排出目録(TRI)掲載に関する規則制定事前告知(同)
【アメリカ環境保護庁】