アメリカ環境保護庁、2019年大気浄化優秀賞の受賞者を発表

【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2019.11.25 【情報源】アメリカ／2019.11.07 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）は、大気質改善と有害大気汚染物質削減に寄与したプログラムや個人を表彰する2019年大気浄化優秀賞の受賞者を発表した。受賞者は以下の通り。
・大気浄化技術部門：カリフォルニア州セントラル・バレーの酪農場に消化槽を設置し、糞尿貯留池から排出されるバイオガスを回収した企業。
・地域社会行動部門：ワシントン州オカナガン川流域で、地域清掃活動、大気質監視網、地域堆肥化施設を導入した地域社会。
・教育啓発部門：託児所で健康に有害な環境要因を取り除き、環境と健康に有益な手法を採用した施設に「エコ・ヘルシー」認定を付与するプログラムを実施した団体。
・州・部族・地方大気質政策部門：炭化水素貯蔵タンクと蒸気制御システムの設計、運用、保守ガイドラインを交付し、石油ガス業者らに対し説明会を行った州機関。
・輸送効率部門：夏季に環境配慮型の通勤・通学を呼びかけ、車利用を減らすなど大幅な排出削減を実現した団体。
・個人部門：ミドル・ジョージア大気浄化連合設立に寄与した個人。【アメリカ環境保護庁】