一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 内陸部における風力エネルギーの強化を目指す作業計画を策定
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.10.24 【情報源】ドイツ/2019.10.07 発表
ドイツ連邦経済エネルギー省は、内陸部における風力エネルギーの強化を目指す作業計画を策定した。これは、9月5日に、連邦経済大臣が、環境団体、労働組合、市民団体の代表者とともに開催した風力会議において、風力エネルギー設備の増設への理解の強化と認可手続きの迅速化を実現するために必要な様々な対策について議論されたことを受けて策定されたもの。夜間の照明に関する技術的な対策や種・自然保護に関する規制、再生可能エネルギーの拡大と送電網の拡張の調整といった対策がまとめられており、それぞれの対策の実行に責任を持つ連邦政府担当部局や連邦州政府が指定されている。ドイツは、2030年までに電力需要における再生可能エネルギーの割合を65%に増加させる目標を掲げており、作業計画は目標達成に向けて重要な意味を持つ。【ドイツ連邦経済エネルギー省】