アメリカ環境保護庁、2019年度グリーンパワー・リーダーシップ賞の受賞機関を発表

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2019.09.26 【情報源】アメリカ／2019.09.05 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）は、2019年度グリーンパワー・リーダーシップ賞を受賞した17機関を発表した。「グリーンパワー」とは、太陽、風、地熱、バイオガス、小水力等、特に環境便益の高い再生可能なエネルギー源を使って発電した電力を指す。今回、グリーンパワーで電力需要を100％満たした機関や、新たなグリーンパワー事業を実現する長期契約を交わした機関等、アメリカの自主的グリーンパワー市場の成長に貢献した機関が受賞した。グリーンパワー・パートナー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたグーグル社は、2018年にグリーンパワーの利用を35億キロワット時（kWh）増やし、ジョージア州などとともに風力および太陽光発電から3ギガワット近くの長期電力購入契約を26件締結した。その他の受賞機関には、バンク・オブ・アメリカ、エクイニクス、インテル、ジョンソン・エンド・ジョンソン等がある。EPAは、グリーンパワー・パートナーシップ・プログラムを2001年に立ち上げ、グリーンパワー利用のベンチマーク、市場情報、技術支援などを提供している。【アメリカ環境保護庁】