一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリス、国際食糧サプライチェーンの環境フットプリント低減のためタスクフォースを始動
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2019.08.09 【情報源】イギリス/2019.07.19 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)によると、2019年7月18日にグローバル資源イニシアティブ(GRI)タスクフォースの初回会合が開催され、イギリスの国際食糧サプライチェーンから気候や環境への悪影響を取り除く方法を協議した。パーム油、大豆、牛肉などに対するイギリスの需要は、世界中の供給地で森林減少や環境劣化を生んでいる。GRIタスクフォースは、リーガル&ジェネラル、カーギル、マクドナルドなどの大企業や世界自然保護基金(WWF)など環境団体の代表ら17名で構成されており、DEFRAなど政府機関の支援を受けつつ、イギリスが関与する国際食糧サプライチェーンを完全に持続可能にし、雇用や生活の手段を守る方法を特定することを目的とする。2020年後半に開催を予定している生物多様性条約(CBD)と国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の締約国会議の前に報告書をまとめ、国際社会の模範を示すことを目指すという。【イギリス環境・食糧・農村地域省】