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環境ニュース[海外]

欧州環境庁、2018年に欧州の水浴場の85%以上の水質が極めて良好だったと報告

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2019.06.25 【情報源】EU/2019.06.06 発表

 欧州環境庁(EEA)は、欧州における水浴場の水質状況に関する2018年の年次報告書を公表した。EEAはEU加盟国、スイス、アルバニアにおける2万2000か所以上の水浴場の水質調査を行った。その結果、調査対象となったEUの水浴場のうち、85.1%がもっとも厳しい水質基準(excellentレベル)を、95.4%が容認されうる最低水質基準(sufficientレベル)を満たし、極めて良好な状態だった。国別で見ると、国内の水浴場の95%以上がexcellentレベルの水質基準を満たしたのは、キプロス、マルタ、オーストリア、ギリシャの4か国。一方、水質が極めて低く対策が求められる水準(poorレベル)の水浴場が最も多かったのは、イタリア、フランス、スペインだった。欧州では、水浴場水質指令に基づいて水質調査・管理、汚水処理を行っている。欧州委員会のカルメヌ・ヴェッラ環境・海事・漁業担当委員は「適切な調査や専門知識の共有によって、水浴場の水質改善に継続して取り組んでいく」と述べた。【欧州環境庁】

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