スウェーデンエネルギー庁、自家用車の必要性を減らす低排出型モビリティサービスコンテスト受賞者を発表

【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2019.05.30 【情報源】スウェーデン／2019.05.14 発表

　スウェーデンエネルギー庁は、自家用車を所有する必要性を減らす低排出型の輸送サービスのアイデアを国内外から募集する「持続可能なモビリティチャレンジ」コンテストの受賞者を発表した。15ヶ国から応募があり、スペイン、スウェーデン、フィンランドの３社が選出された。それぞれ、複数の都市がシステムを相互接続し、移動者に統合型輸送サービスを提供するオープンソースプラットフォーム、雇用者が従業員の公私の移動手段で持続可能な方法を選択するよう働きかけるサービス、通勤で自動車・自転車のシェアリングなど持続可能な輸送手段を利用しやすくするサービスを提案した。受賞者には、賞金計15万ユーロとともに関係者や潜在的投資家に紹介される機会が与えられる。スウェーデンは、2045年までに化石燃料を使用しない輸送部門を実現するという目標を設定しており、コンテストは目標達成のためのイニシアティブの一つである。【スウェーデンエネルギー庁】