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環境ニュース[海外]

国連環境計画など、ミャンマーの持続可能な米作支援イニシアティブを立ち上げ

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2019.05.24 【情報源】国連/2019.05.10 発表

 国連環境計画(UNEP)や持続可能なコメづくりプラットフォーム(SRP)などは、気候変動や自然災害に対する脆弱性の緩和を目標に、ミャンマー農家へ持続可能な米作方法を導入するイニシアティブを立ち上げた。UNEPやSRPなどが主導するこのプロジェクトでは、マンダレー周辺地域などで米作を行う4000人の小規模農家に、3年間にわたり持続可能性基準と最優良事例を導入する。資金面では、ノルウェー開発協力局(NORAD)などが支援する。ミャンマー政府は、米の内需を満たし、持続的な米輸出国になるため、持続可能な米作を促進する方針をかねてから示していた。
 同国の米作は、1)高温、干ばつ、洪水など気候変動に対する脆弱性、2)水、土地、肥料、農薬に対する需要、3)温室効果ガス排出など米作が環境へ与える負荷、など複数の課題を抱えている。持続可能な米作の導入によって、こうした課題への対処や農家の生産性向上が期待される。【国連環境計画

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