一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 2018年の総エネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合は16.6%に
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2019.04.12 【情報源】ドイツ/2019.03.27 発表
ドイツ連邦環境庁は、ドイツ国内の再生可能エネルギーの2018年の状況を公表した。これは、再生可能エネルギー統計作業部会(AGEE-Stat)がまとめたもので、電力部門ではドイツ国内の総電力需要の38%を再生可能エネルギーが供給したという。晴天が多かった天候とそれに伴う太陽光発電の発電量の増加を要因としている。熱部門での供給量は14%となり、2017年と同レベルである。交通部門では2017年比で0.4%増加し、5.6%となることが分かった。総エネルギー消費に占める割合は2017年の15.5%から16.6%となり、2020年までに18%を供給するというドイツ政府の目標に近づいていることが示された。また、再生可能エネルギーにより2018年は1億8400万トンの温室効果ガスが削減されたとしている。【ドイツ連邦環境庁】