一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ環境省政務次官 次世代エネルギーの先導として風力に期待
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2001.01.15 発表
1月15日に開かれた、連邦風力エネルギー連合会(Bundesverband WindEnergie e.V.)の新年レセプションの席上で、環境省政務次官は、以下のデータをもとに、ドイツ国内で、風力が次世代エネルギーの先導役であり続けることと、気候保全にとって重要な役割を果たすことを強調した。昨年、ドイツ国内では、約1660メガワット分の風力発電施設が設置され、一年間に新設された施設の規模としては、1999年を60メガワット上回り過去最高を記録した。ドイツ国内の風力発電施設は、これにより、全体で6100メガワットとなり、11テラワット時の発電量は、国内発電量全体の2パーセント強に相当する。
ドイツは、アメリカを凌いで、世界第一の風力発電国でありつづけている。また、風力発電によるCO2排出削減量は、昨年は、約700万トンに及んだ。ちなみに、再生可能エネルギー全体によるCO2排出削減量は約2500万トンであった。【ドイツ連邦環境省】