ドイツ 政策決定プロセスにおける市民参加手続きに関するガイドラインを公表
ドイツ連邦環境省は、市民参加手続きの基準に関するガイドラインを公表した。ガイドラインは、連邦環境省の職員向けのもので、連邦環境省の職員と市民の連携に関する科学的な手引きとなっている。連邦環境省では、政策決定プロセスにおいて、市民からの助言を求められる。市民は、意見を述べ改善の提案を行うことにより、決定事項の基礎情報に影響を与えることができる。ここでいう市民参加手続きは、一般の市民を対象にしたものであり、市民がこのプロセスに参加するためにドイツ国籍は必要とされていない。連邦環境省は、昆虫保護行動計画策定におけるオンライン対話、2050年気候保護計画策定における市民対話、2030年統合環境プログラムにおける市民対話など、これまで、市民参加について様々な取り組みを行ってきた。【ドイツ連邦環境省】
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