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環境ニュース[海外]

6つのソブリン・ウエルス・ファンド、気候リスクを戦略に入れた企業にしか投資しない方針を約束

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2018.07.24 【情報源】国連/2018.07.09 発表

 政府が運営する投資ファンドであるソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)6つは、パリ協定の目標達成のため、気候リスクを戦略に入れた企業にしか投資しないとする枠組みを発表した。SWFは、その規模や投資期間の長さから、持続可能な市場の成果から利益を得て低炭素型経済への移行を加速する特別の役割を担うという。枠組みは、整合、当事者意識、統合、の3原則に基づく。1)投資判断と気候変動の配慮の整合には、気候変動の金融リスクによってSWFが将来にわたって現在と同じ収益を提供できない可能性を考慮することが含まれる。2)当事者意識では、企業にビジネス戦略、計画、ガバナンス、リスク管理気候変動の責任を持つことを奨励する。3)統合は、SWFの投資戦略に気候変動関連リスクと投資機会を完全に統合することを意味する。6つのSWFは2017年12月のワン・プラネット・サミットで、ワン・プラネットSWFワーキンググループとして組織化された。その資産総額は3兆ドルを上回る。【国連気候変動枠組条約】

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