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環境ニュース[海外]

インドネシアのホテル会社、経営の気候中立を約束

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2018.07.03 【情報源】国連/2018.06.18 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、インドネシアのバリ島でビーチクラブとホテルを経営するポテトヘッドファミリーが、同国のホスピタリティ業界で初めて国連「Climate Neutral Now」イニシアティブに参加したと報じた。これは、温室効果ガス排出量を測定し、可能な限り削減、削減できない分は相殺する取組みである。相殺方法は、国連クリーン開発メカニズムに登録された様々な規模のプロジェクトで得られるクレジットを用いる。
 観光業は世界の温室効果ガス排出量の約10%を占めており、パリ協定の目標に合わせ炭素中立と持続可能性に舵を切る世界的な機運が高まっている。
 ポテトヘッドファミリーの報告では、すでに同社は埋立て処分される廃棄物を76%削減し、インドネシアの廃棄物削減とリサイクル推進に向けた業界指標を確立。ビーチクラブとホテルでは、理念に賛同する地元農家の食材を持続可能な方法で調理した食事を提供している。また新旧すべての施設で再生可能エネルギー目標(省エネ照明器具・家電製品の利用など)を設定。ホテル建設に使用した煉瓦は、伝統的な手作業によりバイオマスのみで焼成したという。【国連気候変動枠組条約

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