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環境ニュース[海外]

世界銀行、2017年の国際開発金融機関による気候変動ファイナンスは前年比28%増と報告

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2018.06.28 【情報源】国際機関/2018.06.13 発表

 世界銀行は、世界の6大多国間開発銀行(MDB)が気候変動に関連して2017年に途上国・経済移行国に供給した資金が352億ドルに達したと発表した。前年の274億ドルから、気候変動対策の緊急性の高まりを背景に28%の増加となった。全体の79%(279億ドル)は温室効果ガスの排出を削減する緩和プロジェクトに、残り21%(74億ドル)は、干ばつや極端気象への対策など適応プロジェクトに投資された。資金の形態は大半が融資で(81%)、ほかに無償資金供与、保証、出資などがある。対象地域は主に中南米、サハラ以南のアフリカ、東アジア・太平洋地域であった。
 このデータは世界銀行のほか、アフリカ開発銀行、アジア開発銀行、欧州復興開発銀行、欧州投資銀行、米州開発銀行グループのデータを集計したもので、6行の共同報告書で公表された。これらの機関自身の資金のほか、地球環境ファシリティ(GEF)、緑の気候基金(GCF)などの気候基金の資金も総額の増加に寄与している。【世界銀行

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