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環境ニュース[海外]

最新のガス・蒸気ハイブリッド発電施設が操業開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2001.04.10 【情報源】ドイツ/2001.03.09 発表

 3月9日、ドイツ国内で最も効率のよい発電施設が、操業を開始した。
 この発電所は、ガス・蒸気タービン発電施設を備えるもので、400メガワットの規模をもつ。発電効率は57.5パーセント以上に達し、発電時に生じる熱を適切に利用すれば、エネルギー効率は一層高まる。こうした最新技術により、CO2の排出量を年間約120万トン削減することができるという。連邦環境大臣は、これらの点から、施設の操業開始を、強く歓迎している。
 この発電所は、マインツ・ヴィースバーデン発電所社という、エネルギーコンツェルンに属さない中小の一企業によって営まれている。
 なお、ガスからのエネルギー生産には、ガス税と電気税の二重の負担がかかる。一方、火力や原子力の場合には、電気税だけを負担すればよい。そのため、ガス・蒸気発電所を広く普及させるためには、経済的な競争条件を整備する必要がある。ドイツ政府は、環境にやさしい税制改革の枠組みの中で、これに対応する一連の措置をとっている。【ドイツ連邦環境省】

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