一般財団法人環境イノベーション情報機構
国連気候変動枠組条約、途上国の気候行動の報告を支援するオンラインセミナー・シリーズを開始
【環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2018.04.19 【情報源】国連/2018.04.05 発表
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、途上国の気候変動への取組みの報告を支援するオンラインセミナー・シリーズを起ち上げる。これは各テーマ(温室効果ガスインベントリ、緩和、脆弱性、適応)において国内事情に合った方法やツールを詳しく知るためのプラットフォームとして、参加各国を支援することを目的とし、以下に焦点を当てる。1)現行の測定・報告・検証(MRV)制度の着実な実施
2)国別報告書および隔年更新報告書を用いた、緩和・適応の行動の効果的な情報提供
3)方法とツール
4)途上国で得られた教訓と優良事例
初回は「測定・報告・検証プロセスと分野横断的課題への入門」と題して2018年4月5日午後3時(中央ヨーロッパ標準時)開始で、測定・報告・検証のプロセスやシステム、報告書作成時のジェンダー問題主流化プロセスなどを扱う。セミナー運営は、非附属書I国の国別報告書に関する専門家諮問グループ(CGE)が行い、測定・報告・検証制度への途上国の参加促進をめざす。第2回以降は各国の関心と優先事項に基づいた内容を取り上げていく。【国連気候変動枠組条約】