一般財団法人環境イノベーション情報機構
国際エネルギー機関、エネルギー効率指標に関するEラーニングコースを起ち上げ
【環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2018.03.23 【情報源】国際機関/2018.03.09 発表
国際エネルギー機関(IEA)は、エネルギー効率指標に関するEラーニングコースを起ち上げた。コースは統計担当者向けと政策決定者向けの2つが用意されている。統計担当者と政策決定者は、的を絞った効果的なエネルギー効率政策を設計し実施するうえで重要な役割を担っているが、認識が共有されていないことが障害になっているという。コースを通じて両分野の相互理解を深め、証拠に基づく政策によってエネルギー効率化を推進する。受講者はインターネットを通じて参加型の授業を自分のペースで進め、エネルギー効率指標を作成するのに必要な情報の収集方法を学ぶ。コースはIEAの新興国におけるエネルギー効率(E4)プログラムの一環として開発された。既にメキシコではメキシコエネルギー省(SENER)と共に2014年以降計20回のエネルギー効率に関するオンラインセミナーを実施しており、受講者は3500人以上に上る。コースの基となったIEAのエネルギー効率指標に関する2冊の手引きは、各国政府の能力構築でも活用されている。【国際エネルギー機関】