一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、2017年廃棄物削減ウェイスト・ワイズ・プログラムの功労者を発表
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2018.01.18 【情報源】アメリカ/2018.01.04 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、廃棄物削減や再利用を奨励する「ウェイスト・ワイズ(WasteWise)プログラム」の2017年の功労者を発表した。同プログラムでは廃棄物の削減や再利用活動で前年に比べて最も改善を示した功労者を表彰している。2017年の功労者は、大学、連邦機関、企業、地方政府、非営利機関、学校など16機関で、合計35万5801トン以上の廃棄物を発生抑制または再利用し、ごみ処理費を1770万ドル削減したという。同プログラムは23年前から実施されており、機関や企業が持続可能な材料管理方法を適用して一般廃棄物や一部の産業廃棄物を発生抑制または削減し、資源や経費を削減するのを支援してきた。これまでに、ごみ処理場や焼却施設に送られる廃棄物を850万トン発生抑制または他用途に転換し、廃棄物の発生抑制、再利用、堆肥化や寄付によって、ごみ処理費を4億ドル以上削減している。EPAのプルイット長官は「受賞機関は環境の管理責任や財政責任の模範を示した」と称賛した。【アメリカ環境保護庁】