一般財団法人環境イノベーション情報機構
CSCP、低炭素社会への行動変革を目指す研修プログラムAcademy of Changeを開始
【環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2017.12.11 【情報源】研究機関/2017.11.20 発表
持続可能な消費生産センター(CSCP)は、気候変動や持続可能性の分野で活動するNGOを対象に、社会の行動変革のための新たな研修プログラム「Academy of Change」を起ち上げる。低炭素社会を実現するには、人々の行動や生活スタイルを持続可能性の高いものへと変えていく必要がある。そのためには、人々がどのように思考し決定するかを理解することが重要になる。このプログラムは、NGOの専門家が、人々が行動を起こす要因について総合的に学び、行動変革を支援する専門技術を培うことにより、戦略的にそのターゲットグループに接し、大きな効果を上げられるようにする。プログラムは訓練、ウェビナー、コーチング、ネットワーク形成などで構成され、参加は無料。CSCPが、デンマークのKR財団の援助を受けイギリスのNGOと実施する。応募受付は2018年前半に開始される予定で、公開の応募プロセスで参加者を募るという。CSCPは、持続可能な生産と消費のパターンを推進する国際シンクタンクで、国連環境計画(UNEP)とヴッパタール気候・環境・エネルギー研究所が共同で2005年に起ち上げた。【持続可能な消費生産センター】