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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、オクラホマ州の水質保護に85万5000ドル提供

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2017.05.26 【情報源】アメリカ/2017.05.09 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、オクラホマ州における非特定汚染による水質悪化を防ぐプロジェクトに85万5000ドル提供した。非特定汚染は降雨や融雪水が地上を流れて汚染物質を湖沼河川地下水に運ぶもので、特定の汚染源まで追跡することができないため管理が困難である。今回提供された資金は、動物廃棄物、堆積物、農薬、肥料の管理、集水域の計画と監視、教育啓発プログラムなどに利用される。非特定汚染管理プログラムは、河川湖沼港湾、湿地、沿岸水域を保護する水質浄化法の目標達成に寄与するものと位置づけられている。河川や湿地は、氾濫水の緩和、地下水供給、汚染の除去、魚類や野生生物の生息地の提供などの役割を果たす。アメリカ国民の3人に1人は、季節的河川および雨水に依存する河川に基づく公共システムから飲料水を得ているという。EPAは、水質の改善はアメリカ新政権の最優先課題の一つであり、今回の資金もオクラホマ州の地域社会に寄与するとしている。【アメリカ環境保護庁】

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