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環境ニュース[海外]

ヘッセン州でのデポジット裁判の結末

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2002.10.03 【情報源】ドイツ/2002.09.24 発表

 ヴィースバーデンのヘッセン州行政裁判所で、デポジット導入に関する2つの裁判があった。一つは、ドイツ国内のビール、容器の38社による訴えであったが、原告は、3時間に及ぶ説明の後デポジットに反対する提訴を取り下げた。トリッティン環境大臣は「連邦議会選挙の後でもあり、明らかな敗訴を避けるために、ワンウェイ容器ロビーに急ブレーキがかかった」と語った。トリッティン大臣は改めて、産業界に時間を無駄にせずに、来年1月1日のデポジット導入に向けて準備するよう要請した。
 もう一つの裁判は、ベルギー、フランス、イタリア等のミネラルウォーター会社によるものであったが、原告と被告たるヘッセン州に何の法律関係もないので訴えは棄却された。これらの会社には連邦政府に対して訴訟を起こすことが唯一残された道となった。トリッティン環境大臣は「州の行政裁判所はこれらの訴訟について何の権限も持っておらず、ワンウェイ容器ロビーは先行きを不透明にし、混乱を作り出しただけだった」と述べた。【ドイツ連邦環境省】

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