一般財団法人環境イノベーション情報機構
持続可能な消費生産センター、PRO PLANETラベルの第50回評議会を開催
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2017.04.05 【情報源】研究機関/2017.03.22 発表
持続可能な消費生産センター(CSCP)とドイツの小売大手REWEは、環境社会ラベル「PRO PLANET」の持続可能性評議会の会合が50回目を迎えたと発表した。このラベルは、環境と社会への悪影響が少ない食品を消費者が選択できるようにすることを目的に、2010年にREWEがCSCPの協力を得て開始した。ラベルの特徴は、この持続可能性評議会という複数ステークホルダーによるアプローチにあるという。評議会には、ドイツとオーストリアの5つの有力NGOの代表者らが参加し、それぞれの専門分野の知識を生かして、製品の有害な社会・環境影響を低減するために必要かつ効率的手段を共同で策定している。現在では130以上の製品が、それぞれの社会・環境影響の低減策の実施によって、より持続可能な方法で生産されているという。CSCPは、開始当初からREWEと共にラベルのシステムや方法を構築しており、2か月ごとの評議会の会合はヴッパータールのCSCP事業所で開催している。【持続可能な消費生産センター】