一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

EPA 大気質の状況に関する報告書を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.09.18 【情報源】アメリカ/2002.09.04 発表

 EPAは、9月4日、「大気質に関する最新の知見−2001年の現状と傾向(Latest Findings on National Air Quality - 2001 Status and Trends)」を公表した。これによれば、1970年と比較して、GDPは161%、自動車・トラックの移動距離は約150%、エネルギー消費は42%、それぞれ上昇したものの、アメリカの大気質は着実に改善している。
 しかし、かかる改善が見られるにも関わらず、今日でも、高レベルの大気汚染物質(特にオゾン、粒子状物質)により汚染された地域に居住している人は1億3000万人以上に上る。
 EPAは、近年、大気質の向上に向け、より厳しい「国家大気環境基準(Naitonal Ambient Air Quality Standard)」や、固定発生源移動発生源からの排出削減のための新たな規制の実施など、いくつかの措置を講じている。またEPAは、全国を対象としたキャップ・アンド・トレードプログラムによって、発電施設からのオゾンや粒子状物質の原因物質の排出を70%削減することを義務づけるクリア・スカイ法案(Clear Skies legislation)を議会に提出したところである。さらにEPAは、非道路用車両(ブルドーザーなどの大型重機)からの排出物を削減する規則案を提案する予定である。【EPA】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク