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環境ニュース[海外]

世界資源研究所、消費者の持続可能な食料購入のための新イニシアティブを始動

環境一般】 【掲載日】2016.08.30 【情報源】研究機関/2016.08.11 発表

 世界資源研究所(WRI)は、消費者が持続可能な方法で食料を購入し消費できるようにするための研究と行動に関する新イニシアティブ、「より良い購買ラボ(Better Buying Lab)」の起ち上げを発表した。ある調査によると、アメリカ人の約4分の3が持続可能なやり方で食料を購入することが重要だと考えているという。しかし、消費者にとって買い物や食事の習慣を変えるのは容易ではなく、啓発キャンペーンだけでは購買行動を大きく変革するには不十分な場合が多い。そこで、このイニシアティブでは、消費者研究、行動経済学、マーケティング戦略の専門家、食料業界の企業が連携し、消費者の実際の購買行動に沿った新戦略や行動を研究および検証し、最終的には大規模に実施するという。まず、消費者が、環境負荷が少ないとされる植物由来の食料を選択しやすくする効果的な方法を探る。同イニシアティブには、グーグル、セインズベリーズ、ヒルトン・ワールドワイドなどの企業が既に参加を表明しており、2016年秋にさらに多くの企業の参加が見込まれている。

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