一般財団法人環境イノベーション情報機構
CO2削減につながるドイツ・ロシア間プロジェクトを発表
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2002.09.12 【情報源】ドイツ/2002.09.02 発表
ドイツ連邦のトリッティン環境大臣は、9月2日、ヨハネスブルグ・サミットにおいて、ロシア経済省の代表者、ルールガス株式会社及びロシアのガス供給会社とともに、ロシアで天然ガス輸送のエネルギー効率を改善するパイロット・プロジェクトを実施すると発表した。具体的には、ロシアのUshgoroder地域において、パイロット・フェーズで40万トン、13万キロの範囲に及ぶ本計画に入った時点では年間250万トンから400万トンのCO2を削減することができる。
トリッティン氏は、「このプロジェクトは、温暖化対策として重要な意味を持ち、また全ての分野で、相当な温室効果ガス削減の可能性があることを示すものである。経済的な効果もあり、環境と経済が両立を示すものでもある」とコメントしている。【ドイツ連邦環境省】