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環境ニュース[海外]

EU、2000年から2015年にかけて資源生産性を大幅に改善

環境一般】 【掲載日】2016.07.26 【情報源】EU/2016.07.07 発表

 欧州委員会統計局(Eurostat)は、EUの資源生産性は2000年のキログラム当たり1.48ユーロから2015年には2.00ユーロへと35.4%改善したと報告した。資源生産性は、経済活動による自然資源の利用の効率性を測定し、経済成長と自然資源の効率的な利用の両立可能性を示す。2000年から2008年にかけては、EUのGDPと国内物質消費量(DMC)は並行して上昇し、資源生産性は比較的一定だった。2008年以降は、GDPが上昇した一方でDMCは低下し、EUの資源生産性は改善した。EUの市民一人当たりの作物、鉱物、金属の消費量は2000年に15.5トンだったのに対し、2015年は13.2トンと推定されている。資源生産性はEU加盟国間で大幅な開きがあり、2015年に資源生産性が最も高かったのはオランダとイギリス(共にキログラム当たり3.44ユーロ)だった。また、2000年から2015年にかけて資源生産性が最も改善したのはスペインとキプロス(共に120.3%増)だったという。

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